RANCID+ViewVC, rConfigといった、オープンソースのネットワーク機器コンフィグ管理システム導入を検討してみる。
Ciscoなどのルータ・スイッチ・FW・LBなど、ネットワークエンジニアは多くの機器を管理しなければならない。teratermで作業ログを取るのが一般的な方法ではあるが、いざというときにコンフィグファイルが見つからなくて結局もう一回機器にログインすることはよくある。
有償システム
構成管理システムはいくつか存在しているが、有償のものが多い。有名どころは次のあたりだと思う。しかし、管理・運用といった部分はコスト削減を進めるポイントでもあるため、システムにお金をかけたくないのが正直なところだ。
- LogicVein Net LineDancer
- ManageEngine DeviceExpert
- SolarWinds NCM
無償システム・OSS
単なる無償システムではなく、ソースコードを一般公開しているOpen Source Softwareは使用する価値が高い。
正直なところ、2016年7月現在、シェアが大きくメンテナンスが行き届いているOSSのNW機器コンフィグ管理システムはあまりないように見える。サーバ系ではAnsible, Chef, Puppetといったシステムが出ているが、NW機器については、標準化がやっと進み、API公開したてのメーカも多く、まだまだこれからなのだろう。
要員のひとつにCiscoをはじめとした各種NW機器はCLIが充実しており、teratermマクロやPerlのTelnetモジュールなどである程度は作業効率化が図れる点もあるだろう。
OSSで効果が大きそう、成長が見込めるのは以下の2システムと考える。
- RANCID + ViewVC
- rConfig
これから各システムをインストールして使用感を確認していこうと思う。
導入メモ
RANCID + ViewVC
coming soon...
rConfig
coming soon...