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ネットワークを軸としたIT技術メモ

Windows Server 2019 無償評価版を ESXi6.5 にインストールする

Windows Serverは通常は有償で個人利用は難しいが、評価版は無料・無償で使用することができる。(180日間の利用期間制限があるものの、期間はslmgrコマンドで延長可能)

これにより、Active Directory ( AD ) やDNS、Exchange、IISDHCP といった基本的なWindowsサービスを試験的に使用することができる。

Windows Server 2019無償評価版をダウンロード

Microsoft Evaluation CenterからWindows Server 2019評価版をダウンロードする。

www.microsoft.com

今回はVMware vSphere (ESXi)にインストールするため、ISOファイルをダウンロードする。

Windows Server 2019をESXi6.5にインストールする

ダウンロードしたISOファイルを使用してVMware vSphere6.5 (ESXi6.5)にWindows Serverをインストールする。ESXiはスタンドアロンの無償評価版を使用する。

ゲストOSのバージョンはまだ登録されていないので「Windows Server 2016」を選択する。

ISOファイルをマウントして起動し、コンソールからセットアップを進める。

Windows Server 2019セットアップ

今回はDatacenterエディション+デスクトップエクスペリエンスを使用する。

StandardとDatacenterエディションの違いはこちらの通り。Hyper-V仮想マシンの台数やSDNなどで差異がある。

docs.microsoft.com

新規インストールなので、カスタム: Windowsのみをインストールするを選択する。

インストール先DISKを選択して進める。

インストールが始まるので完了まで待つ。

完了すると再起動が要求されるので再起動する。

再起動後にAdministratorのパスワードを設定する。

起動後の画面はWindows Server 2016と変わらない。

サーバーマネージャーも従来と変わらない。Windows Admin Centerが使用可能となっていることのポップアップが表示される。

Windows Admin Centerとは?

Windows Admin Centerについてはこちらを参照。

docs.microsoft.com

dev.classmethod.jp

Admin Centerをインストールしたサーバをゲートウェイとして、Windowsサーバ群をブラウザベースで集中管理・設定することができるようになる。

まとめ - Windows Server 2019 無償評価版を ESXi6.5 にインストールする

VMware vSphere 6.5 (ESXi6.5) に無償評価版のWindows Server 2019をインストールした。これにより、Windowsの各種機能を無料で検証することができる。また、評価版を利用することで、従来バージョンからの設定項目の差異など、簡単に確認することができる。