ネットワーク設計-Cisco
Cisco AnyConnectは基本的にひとつの接続先にのみVPN接続できる。複数の環境にVPN接続する必要がある場合は、都度VPN接続先を切り替えなければならいない。 しかし、Ciscoから提供されるAnyConnect Secure Mobility Clientに加え、Microsoft Storeで提供され…
サーバ運用では一般的なSSH公開鍵認証をCisco ASAで実装する。これにより、よりセキュア、かつ効率的に運用が可能になる。 オフィシャル情報 Cisco ASAのSSH関連設定ガイドはこちら www.cisco.com 本記事ではSSH公開鍵認証に特化して設定方法を記載する。 環…
自宅フレッツ光インターネットの速度が遅く不満が大きくなってきたため、改善を狙ってIPv6を導入してみる。プロバイダの変更も検討したが、取り急ぎIPv6の追加を試す。Cisco ASAを継続利用するため制約事項はあるが、最低限のIPv6環境を構築することができた…
Cisco ASAはセキュリティデバイスであるため、隣接NW機器の情報を収集するCDP/LLDPをサポートしていない。 Ciscoサポートコミュニティの情報 ASAのCDP/LLDPの対応状況に関する質問がいくつかされている。質問はASA5505についてだが、ASAシリーズ全般で同仕様…
自宅ラボの無線AP Cisco Aironet AIR1131AGで、停電から復旧後にDot11Radioインタフェースのステータスがresetになるトラブルが発生した。 停電の原因は単純な家の電源容量超過で、すべてのNW機器で突然の電源断となってしまった。configの保存はしてあった…
Cisco ASA5505で自宅ラボにDMZを構築している。単純なinside-outside設定の場合はセキュリティレベルをinside:100, outside:0とし、必要な外からの通信をFWとNATで許可すればよい。 しかし、DMZを含めるとセキュリティレベルだけでは制御しきれなくなる。一…
自宅ラボのASA5505でDMZを構築していたら、DMZからinsideへの通信ができない事象が発生したので対応メモ。 前提構成 Cisco ASA5505(基本ライセンス・BASE License, Ver.9.2(3)) Cisco Catalyst2960 VMware ESXi ASA5505はセキュリティライセンスがないとVLAN…
Cisco ASA5505は基本ライセンスでは3つまでVLANを設定できる。ただし、普通に設定をしようとすると、3つ目のVLANにnameifを設定する際にエラーとなる。エラーを解消して、3つ目のVLANにnameifを設定する方法を記載する。 Cisco ASA5505の中古価格が下がって…
Proxy環境、NAPT環境でのHTTP通信で重要になるX-Forwarded-For (XFF) ヘッダ。NAPTルータとして使用されることが多いCisco ASAでXFFヘッダの付与について記載する。 確認結果 2016年7月時点ではCisco ASAではX-Forwarded-Forヘッダを付与することはできない…
Cisco ASAをNATルータとして使用している環境でtracerouteを正常に動作させるためにはいくつかの設定が必要となる。 インターネット接続部分でNAPT、inspect、ACL、policy-mapといった各種設定を見直したためメモ。 Cisco, Linuxのtracerouteの仕組み、違い…
ネットワークの疎通確認で使用するtracerouteをFWで許可し通過させるには一手間必要になる。 traceroute(トレースルート): TTL expiredを利用してネットワーク経路を確認するコマンド tracerouteの仕様 Windows tracert UNIX/Linux traceroute FWでtracerou…
ASA5505で自宅のWebサーバをインターネットに公開するよう設定する。 前提条件 追加設定 NAT設定 FW設定 トラブルシューティング まとめ 前提条件 ASA5505 OS Ver.9.2(3) ASA5505をインターネット接続ブロードバンドルータとして使用 固定IPなしでPPPoE自動…