Redmineのガントチャートツールとして有用なEasy Ganttだが、テーマGitmikeと組み合わせるとデフォルトでは休日がグレーアウトされない。
なお、デフォルトのテーマの場合はこの問題が発生しない。
キレイなテーマであるGitmikeはそのまま使用し、休日を考慮してスケジュール・ガントチャートを管理したいため、休日をグレーアウトできるようにCSSをカスタマイズする。
Easy Ganttの導入はこちら
休日がグレーアウトされない原因
Easy Gantt with Gitmikeで休日がグレーアウトされないのは、Easy Ganttでの休日のレンダリング方法とGitmikeの色設定の組み合わせの問題。
ガントチャートの休日部分は、Javascriptによりスケジュールエリアに箱を書くようになっているのだが、その時の色指定が背景色 * 透明度xx%となっている。Gitmikeではこの背景色として白(255,255,255)が指定されているため、グレーアウトがされなくなっている。
CSSをカスタマイズして休日をグレーアウトする
上記問題の対応として、CSSをカスタマイズする。
CSSのカスタマイズは、直接ソースコードを編集するのではなく、View Customizeプラグインで上書きする。
CSS適用するIDはJavaScriptにより生成されており変動するため、正規表現で指定する。
Path pattern: /projects/.*/easy_gantt
Type: StyleSheet
Code:
/* Customize gantt css */ [id^="Svgjs"] { fill: rgba(0,0,0,0.05); }
これによりEasy Gantt with Gitmikeでも休日をグレーアウトできる。(色は自由に指定可能)
まとめ - Easy Gantt with Gitmike で休日をグレーアウトする
View CustomizeプラグインでCSSを編集することにより、GitmikeでEasy Ganttのガントチャートで休日がグレーアウトされない問題に対応した。キレイなテーマはそのままに、Easyガントチャートも活用しプロジェクト管理ができるようになった。