こちらの記事でも紹介した通り、Windows Serverは評価版として180日間は無料・無償で使用することができる。
Windows Serverを無料で使用する(2016 Technical Preview 4) - designetwork
Windows Server TP4は既に期限が切れ、製品版のSindows Server 2016が使用できる。
- Windows Serverを無料でダウンロードする
- Windows Server 2016のシステム要件
- ESXiにWindows Serverをインストールする
- 2016 TP4からのアップデート
- まとめ
Windows Serverを無料でダウンロードする
OSはMicrosoftのTechNet Evaluation Centerから無料でダウンロードできる。(要ユーザ登録・無料)
なお、Windows Server 2012 R2などの以前のバージョンも同様にダウンロードできる。
Windows Server 2016のシステム要件
最小要件はこちら。用途に応じて調整する。大容量メモリーは不要なため、仮想化環境で簡単に構築できる。
CPU:1.4 GHz 64-bit processor メモリー:512 MB (2 GB for Server with Desktop Experience installation option) DISK:32 GB
ESXiにWindows Serverをインストールする
私が使用しているESXi5.5.0では、仮想マシンとしてWindows Server 2016は存在しない。そのため、Windows Server 2012で仮想マシンを作成しインストールする。
ISOをマウントして起動すると通常通りインストールできる。
2016 TP4からのアップデート
私の場合は既に2016 TP4を使用していたため、今回はバージョンアップする。 ライセンスが切れているとリモートデスクトップ接続時にエラーで接続できない。
なお、コンソールでは接続できる。しかし、ログイン後にライセンス切れの警告が出る。
Windows Serverをバージョンアップする
ダウンロードしたISOファイルをマウントする。読み込まれた中のsetupを実行する。
バージョンアップは更新プログラムのインストールという形になる。
この中で更新プログラムがダウンロードされるので、実質は事前のISOダウンロードは不要。また、本来はデータ引継ぎができるようだが、今回はエディションが違う?ため引き継げないようだ。デスクトップエクスペリエンスを選択しておかないと、Server Coreのみがインストールされ焦ることになる。
この後ダウンロードとインストールで数十分かかる。(環境による)
バージョンアップ完了
バージョンアップが完了するとデスクトップが表示される。ここから各種機能を追加していくことになる。 なお、IPアドレス等を設定してインターネットに接続できる環境が整うと、右下にライセンス状態が表示される。
Windows Server 2016 Datacenter Evaluation
180 日の有効な Windows ライセンス
Build xxx
まとめ
Windows Server 2016 TP4から、最新版のWindows Server 2016にアップデートした。
引き続き無料でWindows Serverの検証ができる。